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No.4
(2007/12/11)
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お便りテーマ「なかなか慣れないこと」
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主人や家族以外の来訪者に吠え続けてしまいます |
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娘・主人の帰宅時と宅配の人など家族以外の来訪者に吠えるようになりました。娘には扉を何回か開け閉めしてもらい、吠えないときに家の中へ入ってくるようにしていますが、主人や家族以外の来訪者には吠え続けてしまいます。主人や娘の場合には、うれしくて吠えていると思うのですが、家族以外の人には、ハウスの中へ駆け込み警戒して吠えているように思えます。最近では吠える事が多くなり(特定の物音ではなくちょっとした音にも反応している)、物音に慣れていくのではなくだんだん敏感になっていっているようで、何で吠えているの、と問いかけることが多いです。
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 お答えします
<来訪者に吠えるについて> ガムやおやつ入りおもちゃなど、しばらく遊んでいられるものを準備しておき、ピンポンが鳴ったら「おやつだぞ〜」とハウスに入れてあげましょう。安心して過ごせるようにハウスは玄関から遠い場所に。玄関へのドアを閉めてもいいでしょう。これは来客時、警戒して吠える代わりにハウスで楽しく過ごすことを目指すもの。厳密には慣れる(平気になる)とは違うアプローチですが、犬とあなたが心地よく来訪者を迎えるための工夫です。
 補足
<ご主人に吠えるについて> 「娘には扉を何回か開け閉めしてもらい、吠えないときに家の中へ入ってくるようにしています」は大変よいと思います!吠えていないときに大好きな人に会えるというビックなごほうびがもらえる状態になりますね。吠える回数や吠え続ける時間が、娘さんよりご主人の方が長い(多い)なら、娘さんにしてもらっているその対処があなたの犬の望ましい行動の学習によい影響を与えている証拠です。一番いいのは&大切なのは、ご主人に同じように協力してもらうことです!
もしそれがどうしても無理ならば、せめて犬に一番に「ただいま」の挨拶をしてもらいずっとほえ続ける状況を阻止することを検討してみてください。ずっと吠え続けその後にやっと挨拶してもらう場合、それは長く吠え続けることを練習しているような状態になるからです。(これは、それをすれば吠えなくなる、という「解決」のための対処ではなく、「元気よく吠え続ける!」という人間にとってはあまりありがたくない行動の学習がこれ以上進まないようにするための、いわば「せめて現状維持で・・」の対処です。)
<物音に敏感になっていくについて> 聴覚も嗅覚も人間より優れている犬には、私たちには感じることのできないものを感じている可能性が多分にあり、どんなに耳を澄ましたりクンクン鼻を利かせたつもりになっても、何に吠えているのか私たちにはどうしてもわからないこともあるかもしれませんネ。
そんなときには犬の鼻や耳に注目してみてください。鼻がしっとりと湿ってヒクヒクと動いているとき、気になる匂いを拾っているのかもしれません。そんなときは同時に、耳の根元が少し立ちあがり(立ち耳の犬なら、耳がピンと立って)何かに耳を澄ましているように見えるかもしれません。また同時にそんなときには、おなか丸出しであなたに甘えているときのリラックスした表情ではなく、緊張感のあるピリッとした顔をしているかもしれません。
そんな体や表情の変化があった後「ワン!」となりませんか?吠える一歩手前の「警戒・緊張し始め」の様子に気づけるようになったら、「ワン」となる前に「こっちで遊ぼうよ」と楽しいことに誘い「何も警戒することないよ。ほら、楽しいでしょ?大丈夫でしょ?」と伝えてあげられるようになります。(吠えた後に、「何か怖いの?遊ぼうよ!」と誘うと、吠えた後にごほうびをあげているのと同じ状態になるので、吠える一歩手前のサインを上手に見つけて、吠える前に誘ってあげるというのがポイントです。)
最初から、どんなときに自分の犬の耳や鼻がどんな風に動くのかわかる人は決していませんので、どうぞ焦らずに自分の犬の新しい一面を楽しみながら見つけるつもりで取り組んでみてください!
回答:小田史子
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