犬のしつけでは、犬の体をどこでも触れるようにしておくことが大切です。ここでは、触られることを嫌がったり唸ったりする場合にはどのようにすればいいのかについて解説しています。
1. ~6か月
2. ~1歳
3. ~2歳
4. 2歳~
YちゃんとLちゃんはパピヨンの親子。その飼い主さんであるAさんには、気になっていることがありました。
Yは歯石のつきやすいコで、以前スケーラーで歯石取りをしているときに動いちゃって、歯茎を傷つけてしまいました。傷つけた部分が変色したり、歯がグラグラしていたり、口臭がしたりでたまにガーゼ等で磨きますが、嫌がって顔を動かしてしまいます。今では、なかなか口を開けてくれなくなってしまいました。楽しく歯磨きができるようになるまで小田先生の指導の下やってみたいと思い応募しました。
もう1匹L、6歳7ヶ月のYのママがいます。Lが8ヶ月くらいのとき、噛み癖で悩んでいたときに小田先生のアドバイスで直ったコです♪ このコはイヤイヤながら、ジッとしてくれていますが、歯磨き好きではないようです。しかし、Lも歯周病で、歯茎が赤いので、まじめに歯磨きしないとやばい状態です。
たとえば、犬の足を間違って踏んでしまったとか、犬に手がぶつかってまるで叩いたかのようになってしまったとか、力を強く入れすぎてしまったとか。そのつもりはまったくないのに犬に痛い、あるいは、怖い思いをさせてしまうことが私たちにはどうしてもあります。しかも皮肉なことに、毎日一生懸命犬の世話をしている人ほどそのようなことが起こる可能性が高いんだよな、と私はよく思います。
犬は一度そのような思いをすると、2度とやらせてくれないのか?! そんなことは決してありません。「なんとかしてあげたい。そのために、まず私ががんばらなくちゃ!」という飼い主さんの気持ちさえあれば。
Aさんはまさしくそんな心優しくそして芯の強い飼い主さんでした。歯石を除去したり、悪化している部分の治療は、動物病院にお願いする必要があります。しかし、自宅で毎日ハミガキができるようになっておけば、治療後、歯石が再びつくことを予防できることでしょう。私はYちゃんとLちゃんが、Aさんから口を触られたりハミガキしてもらうことを喜ぶ日がやってくるようにお手伝いさせてもらうことにしました。
注:今回の内容は、犬種、年齢問わず参考にしていただけます。