1. ボール
2. ぬいぐるみ
3. ガム
4. その他
あなたは、靴下やタオルやお財布や・・人間の物や危ない物をくわえている犬から、それを返してもらうことが（取り上げることが）できなくて困ったことはありませんか？多くの人が、そんな時どうすればいいのかを知る前にそのような状況に直面し、唸ったり噛んだり吠えかかって人間に渡さないようにする、ハウスの奥入り込んで取られないように隠れてしまった、取り上げるよりも早く飲み込んでしまった・・といった経験をすることになります。しかし、それがガラスの破片だったら？乾電池だったら？ 犬にくわえているものを放す・返すことをおしえてもらっていないばっかりに、怪我をしてしまったり、丸呑みした物をおなかを切開して取り出さなくてはいけなくなってしまうことは決して珍しいことではありません。確実に返してもらえるようにしておくことは、できるようになっておかなければならない大切なことのひとつです。
くわえている物を放してもらうことは、犬にとって最も難しいことのひとつです。それはなぜか。犬は自分の持っているものが誰かに取られそうになれば、当然取られないように守ります。もし犬が自分の大事なものを取られて平気な動物だったら、とっくに絶滅しているはずです！ そんな犬が、人間から「ちょうだい」と言われて「はーい！」と喜んで渡せるようになるということは、何もしないでできるようになることでは決してなく、私たち人間が犬におしえてあげる必要のあることなのです。
でも！そんな難しいことが『犬遊びしつけ法』なら、楽しく無理なく実現可能です！
犬遊びしつけ法なら、遊びながら取り組むことで「くわえている物を返す」という一見「損」となる行動が、たくさんほめられる楽しい行動になります。「放さないと怒られるから・・」ではなく、「これを人間に渡すともっと楽しいことが待ってるんだ！」とワクワク心が躍る好きな行動になるから、いざというときにもできるようになります。
どうぞ『犬遊びしつけ法 ボール投げ』で思いっきり楽しんでください！楽しく遊んだ数だけ、いざというときにも犬が放してくれる確率が確実にあがります。「ヤバイ」「危ない」と焦っているときにも、犬が警戒することなくあなたに危ないものを返すことができるのは、遊びしつけ法の効果です。
私たちは、とかく犬に唸られたり、噛まれたり、取り上げることができない状況に直面して始めて、はじめて「返してもらえるようにすること」の大事さを痛感します。しかし、これを今読んでいるあなたには、それより前に、いえ今からすぐ『犬遊びしつけ法』に取り組むことを強くオススメします。なぜなら「危険なものをくわえている、取り上げようと思ったら、犬が警戒して唸った！噛んだ！隠した！飲み込んじゃった！」という体験をすることで、犬は確実に取られたくないときには唸ればいいんだ、噛めばいいんだ、隠せばいいんだ、取られるくらいなら早く飲み込んじゃえ！・・と学習することになります。いったん学習してしまった後で『犬遊びしつけ法』に取り組むのでも決して遅すぎることはありません。しかし、この手の学習は、イイ学習が進む前に、うまく返してもらうことができないことが日常的に繰り返されることが多いため（放さないことが日常的に学習され続けるため）、ほかのことよりも、できるようになるまでの労力や時間や心くばりが数倍必要になることが多いのです。
「毎日楽しく過ごせますように！」と犬の幸せを願って『犬遊びしつけ法』で楽しく遊ぶことが、結果的に「取られたくなければ噛みついちゃえばいいんだ！」「早く飲み込んじゃえ」なんてしなくてもいい学習をさせないことにつながるなんてステキだと思いませんか？「人間は誰もボクの大事なもの取ったりしないよ！返したらもっと楽しいことがたくさん待ってるよ！」と人間を心から信頼することのできる犬に育ててあげてください！ お客さんやお友達が手を出すたびに、唸るんじゃないか、噛むんじゃないか、とヒヤヒヤしないですむ犬に育つことで、あなたは自分の犬に、一緒にいろいろなところへ出かけ、いろいろな人と出会い、いろいろな体験をさせてあげるチャンスを作ってあげることができるようになるでしょう。それが犬の世界を広げ、犬の人生を豊かなものとすることにつながります。『犬遊びしつけ法』はあなたと犬の幸せへの入口です。