[犬しつけ理論]犬のしつけには法則がある!

犬の行動について勉強したことのある人は、その難解さに頭がこんがらがった経験があるのではないだろうか。そのややこしい理論をすっきり見せてくれるのが、「3つの箱と4つの法則」である。専門用語の代わりに「箱」を使って解説したこの方式を筆者自ら勉強した結果をここにご紹介し、みなさんに役立てていただこう。

Q.あることをすると犬のストレスが減り、しつけにいい影響を及ぼすと言われていることがあります。それは何?

1. 声かけ
2. おやつ
3. マッサージ
4. その他

3つの箱と4つの法則

STEP1:3つの箱を作ろう

 

 

 

これが3つの箱です。3つの箱を使うことで、吠えたり、噛んだり、飛びついたり・・。一見、不規則に見える犬の行動を、整理してとらえることができます。3つの箱を作ってみることは、「どうしてそんなことするの?」「どうしてあげたらいいの?」その答えを見つけ出す第一歩にもなります。

3つの箱の作り方

いつ?
どこで?
何をきっかけに?
行動
(吠える・鳴く
噛む
飛びつく etc)
行動した後に
どうなったか

  1. の箱を埋めましょう。吠える、噛む、飛びつくなど、犬の行動を書きます。
  2. その行動が起きた後、あなたの犬はどうなりますか?行動の後の状況を、の箱に書きましょう。
  3. その行動は、いつ、どこで、何をきっかけに起こりますか?行動の前の状況を、の箱に書きましょう。

注:行動の前の箱には何も入らないこともあります。行動と、行動の後の箱には、必ず何か入ります。


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