[犬しつけ理論]犬のしつけには法則がある!

犬の行動について勉強したことのある人は、その難解さに頭がこんがらがった経験があるのではないだろうか。そのややこしい理論をすっきり見せてくれるのが、「3つの箱と4つの法則」である。専門用語の代わりに「箱」を使って解説したこの方式を筆者自ら勉強した結果をここにご紹介し、みなさんに役立てていただこう。

Q.あることをすると犬のストレスが減り、しつけにいい影響を及ぼすと言われていることがあります。それは何?

1. 声かけ
2. おやつ
3. マッサージ
4. その他

STEP2:4つの法則にあてはめよう

これが4つの法則です。4つの法則は、 の組み合わせでできています。あなたが作った3つの箱は、4つのうちのいずれかに分類することができます。

選んでみよう!

  1. の箱に入っていることは、犬にとって以下の4つ(4つの法則)のうち、どれに該当するでしょうか?選びましょう。



  2. 選んだ法則に書かれているを、の箱に記入しましょう。

  行動
or
 

判定!4つの法則からわかること

の箱には、上向きの三角形が入っているでしょうか?下向きの三角形が入っているでしょうか?

の場合

やることを学習します。これから先、の箱に入っている行動が見られることが多くなるから、三角形が上向きです。

アタシたちは楽しいことが大好き!だから、楽しいことが起こる行動、ちゃんと学習できるんだから!

いやなこと?大丈夫。だって、いやな目に合わないようにするにはどうしたらいいか、学習できるもの!いやなことから自分の身を守れなくちゃ、生きていけないでしょう?

の場合

やらないことを学習します。下向きの三角形は、これから先、の箱に入っている行動が少なくなるから、三角形が下向きです。

いつでも楽しく、快適に暮らしたいな。だからいやなことが起こることはやらないように学習できるよ。でもね、これには続きがあるんだ・・

大事なものを取られたくないって気持ち、ボクたちにだってあるんだ。大事なものを取られて平気だったら、ボクたち、生きてはいけないもの。


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