犬の行動について勉強したことのある人は、その難解さに頭がこんがらがった経験があるのではないだろうか。そのややこしい理論をすっきり見せてくれるのが、「3つの箱と4つの法則」である。専門用語の代わりに「箱」を使って解説したこの方式を筆者自ら勉強した結果をここにご紹介し、みなさんに役立てていただこう。
1. 声かけ
2. おやつ
3. マッサージ
4. その他
○○できればいいのにな、と思ったことをできるようにさせてあげることは、決して難しいことではありません。それには、を使います。
「おすわり」して欲しいな、と思ったなら、おすわりした直後にうれしいことを起こしてあげれば、「おすわり」を学習するはずですね。ご飯やおやつを食べること、大好きなおもちゃで遊ぶこと、飼い主さんに撫でてもらうこと、何でもよいのです。その犬にとって、そのときに「うれしい!」と感じることがごほうびとなって、直前の行動を学習させてあげることができます。