1. ボール
2. ぬいぐるみ
3. ガム
4. その他
人間の右手と左手、どちらにおやつが入っているのかを、鼻でつついたり、前足を乗せたりすることであててもらうゲームです。
もし、ひっかいたり、噛んだり、がむしゃらに握っているものを取ろうとしたり、望ましくない行動をしたときには、手をひっこめる、後ろを向く、その場を立ち去るなど、ゲームを中断しましょう。犬が落ちついたらすぐに再開してあげてかまいません。
- 望ましくない行動をしなければ楽しいゲームは続いていく
- 望ましくない行動をしたらゲームは中断
この条件を人間が整えてあげることで、少しずつ、自分が何をしたらゲームが中断してしまうのかを理解していきます。人間との接し方を学ぶ貴重な機会になります。
最後は「あたり」で遊びを終わります。
鼻でつついてこのゲームを楽しむことができるようになったら、手を広げてあげる条件をときどき変えてみると楽しいでしょう。
- 前足を乗せたら手を広げる
- 鼻でつついてアイコンタクトしたら手を広げる
- 前足を乗せてアイコンタクトしたら手を広げる
など
「鼻でつついたら手を広げる」 から 「前足を乗せたら手を広げる」 などルールを変更するときには、鼻でつついても手は広げずに、何もしないでそのまま待ちます。「あれ?どうしたのかな?」 と強くつついてみたりいろいろなことを犬が始めます。偶然にでも、前足があなたの手に触れたときに、大げさに誉めて、手を広げてあげます。このようにして、今度は徐々に、鼻ではなく前足を使うようになっていきます。その犬の変化を楽しみながらゲームに取り組むといいでしょう。