洋服嫌いの犬,スマイルリレーの記念すべき第1号レポートです。最初のバトンは私たちから。同じことに、あるいは、種類は違っても何かが苦手で困っている犬たちへ。私と犬との日常を綴るメールマガジン『たーとるうぉ~く』風に(笑)お届けします。
1. ~6か月
2. ~1歳
3. ~2歳
4. 2歳~
「ご飯できたよ!」。人間の食事の支度ができて声をかけると、一番に着席するのは決まってウチの犬。「は~い!」元気な声が聞こえてきそうな勢いで、いつもの場所、ローテーブルの下に駆け込みます。(プチ情報)
我が家では、犬のゴハンを取り分けておいたドックフードで、テーブルの下でおりこうにしていてくれる犬をほめながら食事をするのが恒例。人間の食事の輪の中にあっても、すわっていることをあの子が楽しく学べるように。
私たちが食事をしている傍らで、しっぽをパタパタ今日もご機嫌! そんな姿をを見て私はひらめいたのです。ウチの犬が楽しみにしているこの時間を、洋服の練習タイムにあてようじゃないか! だってほら・・
私の頭に浮かんだのは、散歩で出会う洋服を着た犬、犬、犬。「あの犬たちは、どうして洋服を着て普通に歩けているのだろうか? 今は平気な犬たちの中にも、初めて着たときにはウチの犬のように嫌がった犬もいるに違いない・・」。
犬は楽しいことと一緒に経験したことをスキになり、嫌なことと一緒に経験したことをキライになります。「散歩のスキな犬なら、洋服を、散歩という“楽しい出来事”と一緒に経験するうちに、洋服を着ることまでスキになっていくんじゃないかな」。
それなら、ウチの犬だって! たしかにかつて洋服を着せて散歩に出かけたときには“惨敗”に終わったけれど、大事なのは「洋服を着て散歩に行くこと」じゃない。洋服を“楽しい出来事”と組み合わせて経験させてあげることなんだから・・
そう! ウチの犬が楽しみにしている日課「人間が食事しているときのおすわりタイム♪」。この時間を活用することで、同じ結果が得られる可能性があることに気づいたのです。
その日から、出来上がった料理を乗せたお盆の上には「キッチンタイマー」。席についたら犬に洋服を着せ、みんなで「いただきます」。そしてタイマースタート! 食べ始めの3分間が「洋服の練習タイム」。食事の合間、私は洋服を着ている犬にドックフードをあげていきます。「はい、ごほうび! 楽しいおすわりタイム♪と結びついて、洋服がスキになるといいな!」。
それは一見、いつもと変わらない我が家の食卓の風景。違うのはただひとつ。犬が洋服を着ていること。「キミが楽しみにしている日課が散歩だけじゃなくて本当によかった!」。二人三脚で歩んだ私たちの3週間がついに幕を開けました。
洋服を着るのがキライなルパンくんへ