洋服着て元気に遊べるようになったよ!Rくん

洋服嫌いの犬,スマイルリレーの記念すべき第1号レポートです。最初のバトンは私たちから。同じことに、あるいは、種類は違っても何かが苦手で困っている犬たちへ。私と犬との日常を綴るメールマガジン『たーとるうぉ~く』風に(笑)お届けします。

Q.犬のしつけには最適な時期があります。それはいつでしょう。

1. ~6か月
2. ~1歳
3. ~2歳
4. 2歳~

1と0の間に

ここに1枚のグラフがあります。

1回目と同様に、私は「お散歩前の60秒チェック」をほぼ毎日行いました。そしてこれがその記録です。ここはあえて、詳細な説明はしないでおきましょう。このグラフを前にすれば、どんな説明も無力! 犬が示した行動のひとつひとつを結んだこの点(★)こそが、その成長ぶりを雄弁に語ってくれています。


『お散歩前の60秒チェック』
グラフを大きく表示

毎日この記録をつけながら、私は決めていました。自然な行動を示している時間が60秒、つまり、固まってしまったりひざによじ登ろうとするなど、洋服を着ているとき特有の行動をまったく見せない日がやって来たら、その足で犬と一緒に外に出ようと。

そしてその日は、12日目にやってきたのです。キッチンタイマーが60秒経過したことを告げると、私はお気に入りのボールとクリッカーを持って犬と庭に出ました。外はとっても寒かったけれど、我が家の小さな庭の半分ほどに弱々しくも暖かな陽が差し込んで、そのひだまりの中で私はとても幸せでした。私の投げるボールを追いかけるあの子の、洋服を身に着けている違和感をまったく感じさせない軽快な動き。「ふたりでゴールのテープを今切った」そんな気持ちでいっぱいになったのです。

できるが「1」、できないが「0」だとしたら、私たちには、「1」と「0」の間の時間がたくさんあります。そこには、たくさんの顔と、表情と、おもしろい、あるいはほろ苦いエピソードがあって、ふたつの数字だけでは測りきれないそんな時間こそが、犬との関係を強くしてくれる・・私はいつもそう思います。

もしも「このグラフは何?」と聞かれることがあったなら、私は胸を張ってこう答えるでしょう。「私たちの成長記録!」あるいは「2009年の冬、たしかにあの子は私とともにいた・・その証!」。一旦できるようになってしまうと、それはすぐに「できて当たり前のこと」になり、できなくて苦労した日々があったことすら忘れてしまう・・。でも、このグラフがある限り私はきっと忘れない! 10個の★印で結ばれた「1と0の間にある時間」、一緒に泣いたり笑ったりしながら過ごした日々のこと。

解説 『グラフの見方』


『お散歩前の60秒チェック』
グラフを大きく表示

青の(前半)を見てください。低い位置で推移していますね。これは「今日は洋服を着て散歩に行けるかな?」と着てもらったものの、普段どおりの様子を示していた時間が少なかったことを示しています。

練習をお休みした6日目以降(後半)は、赤ので示しました。その日を境に、1回3分1日2回の「洋服を着て遊ぶ」練習タイムは楽しい雰囲気へと変わったわけですが詳細、それに呼応するようにこのグラフも急上昇! 9日目から、洋服を着ていても平気だった時間が60秒中50秒以上示すようになり、12日目ついに「60秒」! これは「洋服を着ててもへっちゃら!」だったことを示しています。


<< 洋服着て元気に遊べるようになったよ!Rくん >>
<<前を読む 12345678 次を読む>>