子犬のためのクリッカーエクササイズ

子犬のためのクリッカーエクササイズ

私たちの周りは、テレビの音、人間同士の話し声・・いろいろな音であふれています。そんな中で、自分に向けられた「ほめ言葉」を聞き分けることは、人と暮らし始めた間もない犬にはとても難しいことがあります。だから「いくら“イイコだね”と言っても何も変わらない」ということになりがちなのです。

しかしクリッカーの聞き分けやすい歯切れのよい音を使うことで、子犬にも確実に「ほめのサイン」が届きます。クリッカーは犬の年齢を問わず使えるものがゆえ「まだ先でいいんじゃないかな」とお考えになる方が多いのですが、それは逆なのです！

なぜ『子犬を迎えたその日から』はじめるとよいのか

犬はあなたから学習を促されなくても、生まれたときから楽しく快適に生きていくための学習をしています。早朝から吠えたり、ズボンの裾にじゃれついたり・・そんな「望ましくない学習」も、子犬がやってきたその日から始まっているのです！

だから、イイ行動の学習機会は「子犬を迎えたその日から」必要です。どうぞ「子犬を迎えたその日から」クリッカーにふれ、「犬が自分で学習したイケナイ行動を叱ることに追われる毎日」ではなく、「イイ行動のレパートリーを増やす毎日」を送ってください！　あなたの犬が体だけでなく心も健やかにまっすぐ伸びやかに育ちますように。

■ よくある質問

子犬です。何ヶ月から可能ですか？

何ヶ月からでも可能です。犬は生まれたときから生きるために学習をしています！クリッカーで子犬が学習していく仕組みは、犬が本来している学習の仕組みとまったく同じもの。だから何ヶ月からでも無理なく始めることができます。

おやつをあげていないのですが

子犬に限らず、ごほうびには、ゴハンとしてあげているものの一部を取り分けて使うことを一番に考えてください。ドックフードをふやかしているなら、そのつど少量をお皿やてのひらに取って、なめさせてあげるといいでしょう。